在日台湾人のヨウソウシと申します。日本で働いて年2~3回しか台湾に帰らないですが、日本生活に慣れすぎて毎回帰った時「あれ?」と違和感を覚えた時10個のことをまとめてみました。
台湾のタピオカが現在日本では大ブームになって、これをきっかけで台湾旅行を考える人も増えたのではないかと。特に今はLCCが便利でGW・お盆休み・年末年始など大型連休はもちろん、普通の週末・三連休でも気軽に台湾観光できてしまいます。
飛行機が便利で行きやすい観光地だとしても、結局海外なので、初めての人はやはり不安があるでしょう。ある程度日本生活に馴染んだ台湾人の私がまとめた内容は一番説得力あるんじゃないかと。台湾に観光する初心者には最低限これらのことを把握しておけば大半の不安も解消されるはずです。
TOP1:通貨の計算
台湾の使用している通貨はニュー台湾ドル(New Taiwan Dollar)です。正式的には「ドル」ですが普段の表記は「元」と書きます。100元、1000元などです。
1元=3~4円
ですので台湾旅行で商品の値段計算はx3~4倍で日本円になると覚えればOKです。
TOP2:折りたたみ傘はデフォルト装備
初めての台湾旅行は、台湾の首都「台北」を選ぶ人が多いでしょう。特に台北は盆地でこもっていて曇りか雨の日が非常に多いです。折りたたみ傘を持ち歩くのは台北人の常識です。
TOP3:wifiがめっちゃ便利
台湾のwifiがとりあえず便利です。日本人から見ると不思議のような便利です。フリーwifiがとても多く、どれもログインせずそのまま利用できます。
たまに広告・アンケートなどをクリックしてからの利用になりますが、日本のようにメールアドレスを登録するなどの手順がいらないです。
台湾のwifiがとても便利ですがレンタルwifiはやはりあると安心です。レンタルwifiがバッテリー切れ、もしくはレンタルwifiを持ってる仲間とはぐれた時、とりあえず近くのコンビニ・駅・カフェなどに行けばフリーwifiが飛んでいるはずです。
TOP4:レジ袋は提供しない
特にコンビニです。台湾のコンビニではレジ袋渡さないのはデフォルトです。
自分もよく「え?」と思うのはコンビニで支払ったら袋に入れてくれず、商品はそのままレジに放置されて、「あ、そうだそうだ、レジ袋はないんだ」と、自分で取ってなんとか持って帰ることになります。
レジ袋が欲しいという場合は有料になり、店員さんとコミュニケーションを取らないといけないし、自分で袋を用意するか、カバンの中に入れるか何かしらの対策が必要ですね。
TOP5:電車内では飲食禁止
自分の一番やっちゃうことはこれです。電車内での飲食はダメ。絶対。ガムももちろんダメです。
台湾旅行では食べ歩きは全然OKですが、電車に乗るときだけは気をつけましょう。タピオカなど買って飲まずに電車に乗るのもよろしくないのでできるだけ飲食は駅に入る前に済ませましょう。
TOP6:台湾人に「は?」と言われても気にしない
台湾人のほぼみんなの口癖「は?」というのは、日本語の「は?」とは違います。どちらかというと日本語の「え?」に近いです。
「え?なに?もう一回言って?」に近いニュアンスですので、特に怒ってないし悪気もないです。「は?」と言われても気にしないでください。
TOP7:右側に歩くこと
台湾は右側通行です。なので人とすれ違う時は右で、エスカレーターも右側に立って、早く通りたい人は左側に歩くのです(関西と同じ)。
TOP8:道路を渡る時まず左を見ること
日本との通行方向は逆なので、道路を渡る時まず右側を見るのはすでに反射的になっていると思います。が、台湾では逆です!
台湾の車が右の方走っているので道路を渡る時最初見るのは左の方です。
また、横断歩道があって青信号だとしても油断はできません。日本のように絶対歩行者を譲るというわけではないです。歩行者の間に隙間があれば右折の車がすぐ入ってしまうんです。なので青信号でも慎重に左右を見て渡りましょう。
(最近はちゃんと歩行者を待ってくれる車が増える傾向がありますが、やはり注意した方が良いでしょう)
TOP9:お茶は基本甘いもの
特にコンビニで売っているドリンク、お茶と書いたとしても基本甘いです。甘くないお茶を飲みたいなら「無糖」のものを買いましょう。
TOP10:トイレのティッシュはゴミ箱に
台湾のトイレは基本ゴミ箱が設置されています。台湾のティッシュの材質はまだトイレに流せないのでゴミ箱に入れています。若干汚いなーと思って抵抗がある人もいますが、まあしようがないのことですね。
おまけ:その他
知っておかなくても別にいいですがおまけとして見てみてください。
言葉が通じない時とりあえず漢字を書いて見せる
台湾は漢字の国です。たまに通じない・意味の全く違う漢字単語もありますが、大半の漢字の意味は日本と一緒です。なので中国語が喋れない、どうしても通じないと困っている時、日本語の漢字を書いて見せてあげると通じるかもしれません。
また、台湾はご存知通り親日の国ですので、何か困ったら周りの台湾人に声かけてみてください。言葉が通じなくても熱心に手伝ってくれると思いますよ。
レストランのルールを確認しておく
屋台ではなく、ちゃんとしたお店では10%サービス料が取られるところもあります。
また、最低一人一品とか、一人最低消費額は何元とかの制限が設けられるお店もあるので要注意です。
電圧は一緒
台湾の電圧は日本と一緒で、コンセントは全く同じです。なので変換プラグや変圧器などはいらないです。
レシートは捨てるな
台湾は脱税防止対策として一枚一枚のレシートは宝くじになっています。
ですが、当選番号の発表は翌月以降になり、当たったとしても受け取るには現地でないといけません。なので当たってもいいわーという人は当選額を台湾の福祉施設や公益事業などに寄付することをおすすめします。
寄付のやり方としては、レシートを入れるガラスケースはコンビニなどでたくさん設置されていますので、そこにレシートを入れればOKです。
タクシーはとても安い
台湾旅行の初心者にとって、交通手段は基本電車(MRT)で十分だと思います。電車以外ならタクシーも日本よりだいぶ安いのですごくおすすめできます。台湾の運転手さんもすごく熱心で行きたい場所の地図や中国語の名前を見せれば問題ないと思います。
電車内では通話OK
台湾の電車内では飲食禁止ですが、携帯電話の通話はOKです。大きな声で喋るのはさすがにやり過ぎますが、できるだけ電話は短く、声を控えめにした方が無難でしょう。
まとめ
自分なりに台湾旅行の注意事項をまとめましたがいかがでしょうか。特にレジ袋の提供、電車内飲食禁止、右側通行、トイレのティッシュなどは日本生活で馴染み過ぎて、毎回帰国するたびに逆のことをやってしまいます。皆さんも台湾旅行する時意識しましょう。