オペレーターになってない?新人デザイナーがありがちな5つのこと

どうも、ヨウソウシです。

新人デザイナーを教育していく中、修正指示に対する気付いたことがあります。デザイナーなのに修正指示の扱い方によって「オペレーター」になってないか、5つのことをまとめてみました。

スポンサーリンク

目次

デザイナー?オペレーター?

そもそも違いは何ですか?ここでいう「デザイナー」と「オペレーター」は、比較的な概念です。「デザイナー」は修正指示を咀嚼してデザイン思考で柔軟に対応することで、「オペレーター」は修正指示を忠実に完全再現することです。

デザイナーとオペレーターの詳しい紹介はこちらの記事がありますので、本記事は割愛いたします。

特にどっちがいいかどっちが悪いかがなく、どちらも立派な職種で、修正指示の扱い方が違うだけです。

オペレーターは慎重な作業が必要で、指示を忠実に再現することが大事です。それと対比して、デザイナーが必要なのは、デザイン思考を加えて修正指示を対応することです。

以下はデザイナーの注意すべきことで、プロのデザイナー意識を失わないように5つのことです。

バランスを見直さない

これを削除。これを追加。これを大きくする。これを小さくする…とかの修正指示はよくありますが、指示のまま修正したら、必ず周りのコンテンツを含めて全体のバランスを再度確認すること。

物理的に内容の増減があったり、もしくは位置の移動など、この修正によって何かしらバランスの崩れはあるか習慣的に確認するのはとても大事です。

指示の正確さを疑わない

修正指示は必ずしもマスターとは限りません。指示は人間が出すものです。人間はミスをするものです。取り急ぎ修正するのではなく、しっかり修正指示を確認した上で、修正することです。

修正箇所以外確認しない

明らかにルール的な修正指示の場合、必ず同じルールで全体を再度見直しましょう。勝手に修正した箇所は、必ず先方に報告しましょう。

指示の意図を理解しない

単純に間違い内容を修正する指示以外、見た目の修正指示もあったりしますね。必ず何かの意図があってその指示を出した訳です。しかし、その指示は適切なのか、もう一度プロ目線で考える必要があります。しっかり指示の裏の意図を考慮して修正を対応しましょう。

提案しない

デザイナーはしっかり修正指示の意図を理解する必要があります。理解した上で、その指示は適切なのかどうか判断します。さらに、デザイナーとしてのノウハウを活かして、より良い案があるかどうか、先方に提案できればベストです。

「この文字を赤にして」→「ここ赤は似合わないので、赤にするのは強調したいのであれば文字を太く・大きくするのはおすすめです」とか。

まとめ

・バランスを見直さない

・指示の正確さを疑わない

・修正箇所以外確認しない

・指示の意図を理解しない

・提案しない

いかがですか?これらのことを意識しながら、修正指示を対応してみてください。

スポンサーリンク
トップへ戻る