はじめに
GIF、PNG、JPEGなど、よく見かける画像ファイル拡張子、正しく読めていますか?この記事では読み方の解説はもちろん、それぞれの使い場面や特徴も説明したいと思います。
正しい読み方は?
結論から言うと、正しい読み方は以下です:
PNG=ピング
JPEG=ジェイペグ
よく「ギフ」と読んでいる方もいらっしゃいますが、「ジフ」の方が正しいです。
ではそもそもこの三つの拡張子は、どの場面で使うのか、どういう特徴を持っていて、どう使い分ければいいのか詳しく解説します。
GIF(ジフ)
GIFは256色以下の画像を扱うことができる可逆圧縮形式のファイルフォーマットである。圧縮画像ファイルフォーマットでは歴史の長いもののひとつで、WebブラウザではJPEGと並んで標準的にサポートされる。圧縮形式の特性上、同一色が連続する画像の圧縮率が高くなるため、イラストやボタン画像など、使用色数の少ない画像への使用に適している。
引用:wikipedia
ふむふむ、なるほどねーと、この説明を読んでもいまいちわからないじゃないのかよ!と思っているのは当然ですね。
GIFの最大な特徴は一言にまとめてみると、GIFアニメーションという機能で複数画像を1つのファイルに収録してアニメーション表示をすることです。
また、256色しか扱えないということで、画像を綺麗に表現することはできませんが、ドット絵やグラデーションの少ないイラストなどの表現は向いています。
例:
出典:GIPHY
PNG(ピング)
画像の色モデルとして、最大16ビットのグレースケール、24ビットと 48ビットのRGB、または8ビットまでのインデックスカラーモード(パレットカラー) を利用することができる。透過についてはクロマキーによる透過指定、および8ビットから16ビットのアルファチャンネルをサポートする。また、画像に付属するテキストなどのメタデータやガンマ値なども画像ごとに記録できる。
引用:wikipedia
GIFよりもっと多くの色の表現ができますが、アニメーションがないので動く表現ができません。最大の特徴としては透明や半透明の情報を保存できるので、形の切り抜かれた状態で表現できます。
例:
出典:いらすとや
(白い背景があると見えてしまうが、人物とはてなマーク以外は何もない透明の状態です)
JPEG(ジェイペグ)
JPEG(ジェイペグ、Joint Photographic Experts Group)は、コンピュータなどで扱われる静止画像のデジタルデータを圧縮する方式のひとつ。またはそれをつくった組織 (ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 1, Joint Photographic Experts Group) の略称であり、アクロニムである。JPEG方式による画像ファイルにつけられる拡張子はjpgが多く使われるほか、jpeg等が使われる場合もある。
引用:wikipedia
PNGと同じく、アニメーション機能がないので静止画像の表現になります。また、透明情報の保存が不可なのでPNGのように透明・半透明の画像として保存できませんが、高画質な写真画像を軽く保存できるのは特徴です。
PNGよりグラデーションの処理が綺麗で、しかも画像ファイルも軽く抑えるので、写真画像ならJPEG、イラストなどならPNGという使い分けで良いでしょう。
例:
出典:unsplash
まとめ
PNG(ピング):透明画像
JPEG(ジェイペグ):写真画像
上記のような感じで、それぞれ最大特徴として覚えておけば、スムーズにいろんな場面で使い分けれるでしょう。