はじめに
リモートワークや在宅勤務が増えているこの時期は、再び働き方について考えさせられるのではないかと。
自宅で働くのは最高な環境かもしれませんが、結局家にいるとくつろいでいる気分になってしまい、なかなか仕事が捗らない場合もあると思います。
またその逆のパターン、スイッチを入れすぎて、退勤したとしてもなかなか休みモードに戻らず、仕事とプライベートが混ざってしまいます。
何が大事なのかというと、いかに「仕事モードのオン・オフ」を自由に切り替えるのは重要なのではないかと思います。この記事は仕事モードの切り替えるヒントをいくつか紹介しますので参考にしてみてください。
リモートワーク仕事術1:服装を工夫する
リモートワークで、家にいるとしても、ちゃんといつもと同じ仕事の服装を着ましょう。スーツを着る場合は一番わかりやすいと思いますが、ビシッとしているから「よし、仕事を始めるぞー!」と服のきつさから脳に伝わってきます。
職種によって、普段そもそもスーツ着ない場合(クリエイティブな仕事や技術職など)、無理矢理に着る必要がないです。大事なのは、いつも会社に出勤している時と同じ服を着れば、家にいるとしても働く感覚が伝わってきます。
また、人によって限定されますが、「メガネ」の工夫もありかと思います。「家用のメガネ」と「外出用/仕事用のメガネ」使い分けている人は、ぜひ家にいるときも仕事用のメガネをかけてみてください。メガネをかけている感覚も仕事感として伝わってきます。コンタクトも適用できると思いますので、普段はコンタクトならぜひ在宅勤務もつけてみてください。(若干もったいないですが)
全体的に、若干きついなーとか、落ち着かないなーという状態は理想です。しっかり今は仕事中ということを脳に意識してもらうためです。そうすると、リモートワークの退勤時に部屋着に着替えれば、一気に仕事モードをオフできます。
リモートワーク仕事術2:場所を工夫する
仕事部屋を用意
在宅のリモートワークは、家の「どこ」で働くのも大事です。一番理想なのは、仕事部屋を用意することです。その部屋にいるときは仕事をするだけ、プライベートのことを一切しません。慣れていくと、その部屋に入れば自然に仕事モードに切り替えられます。
座る場所を変えてみる
もちろんそういう部屋は物理的に用意できない場合もあると思います。その場合は座る場所を工夫しましょう。例えばいつもダラダラソファでテレビを見たり、ゲームをしたりする場合は、仕事モードはソファではなくて別のところに座りましょう。長時間座っても問題ないデスクセットがあれば最高です。ない場合は座椅子とかもありです。
「向き」を変えてみる
どうしても席の確保が厳しい場合、席の向き(物理)を変えてみるのも一つの手だと思います。テーブルもしくはローテーブルなど、仕事モードの時はいつもの席の向こうに座ります。違う向きにすると視野に入るものも違って、「いつもと違う」演出ができます。その状態を慣れてしまうと、「この向きの時は仕事だ!」と体が覚えてしまいます。
「仕事モードオン」はこの席、「仕事モードオフ」はこの席、を強制的に習慣化させて、体に覚えてもらいましょう。
リモートワーク仕事術3:ツールを工夫する
パソコンは使い分ける
当たり前の話ですが、会社から支給されたパソコンで仕事をしましょう。しっかり仕事用とプライベート用のパソコンを分けるのです。
どうしてもプライベートのパソコンで仕事せざるを得ない場合は、ちょっとした工夫で切り替えもできると思います。
Macの場合、あえてユーザーを仕事用とプライベート用で分けるとか、デスクトップで分けるとかのことができると思います。
ツールを使い倒す
リモートワークと相性のいいツールはどんどん使い倒してみましょう。特にコミュニケーション系のツールが大事で、密にコミュニケーションを取ることを意識しましょう。
コミュニケーション系
オンラインミーティング系
スケジュール・タスク管理系
Googleカレンダー、スプレッドシートなど
リモートワーク仕事術:おまけ
全体的に自ら「よし、仕事始めるぞ!」とか意識するのは難しいので、五感の視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚から工夫すると、自然に仕事モードのオンオフができます。
仕事服を着る(触覚)、場所を変える(視覚)以外、例えば仕事だけ聴く音楽を決める(聴覚)ことで、この音楽が流れてきたら仕事だ!と意識させます。
仕事を始める前にコーヒー一杯を飲む(味覚)ことで、オンに切り替えます。もしくは仕事終わったらリラックスできるお香を焚いて(嗅覚)、この匂いがするとオフになると。
色々なことができるので、ぜひ自分に最適な施策を見つけて、リモートワークで仕事モードをスムーズに切り替えましょう。