世の中全ての職種はデザインの勉強が必要説

どうも、ヨウソウシです。

今回の記事は、世の中全ての職種は「デザイン」というものが必要ではないかと主張したいです。いきなり「デザイン」の話をしても、おそらく頭の中に「?」が出てくるでしょう。ではまず具体的な例を見ていきましょう。

営業職の新入社員が社内で営業資料を作成し、出先にいる先輩営業にslackで報告・確認依頼をしている場面です。

 

解凍アプリなど使えば解決できますが現在は一般的な状態で考えましょう。この例のシチュエーションは「出先にいる先輩にスマホで資料を確認してもらう」です。複数の資料を一個まとめて送っちゃった方が楽だなと思っているかもしれませんが、スマホでは圧縮されたデータを見るのは不向きです。

「誰に」「何を」「どうやって」伝えるのは一度考えないといけないとのことですね。このシチュエーションでは伝え方の配慮不足です。

情報を正しく、わかりやすく伝えるのは、「デザイン」だと思います。

「デザインはわからないけどなんかかっこいい!おしゃれ!なやつ。」という認識を持っている方もいらっしゃるかもしれませんが、それは情報を伝えるためビジュアルとして最終的な形です。

最終的なビジュアルの表現の前に、情報整理・設計の部分こそデザインのコアではないかと。

もっとわかりやすくすると、デザインはコミュニケーションです。

特にデザイナーが仕事をしている時、相手の立場で同じシチュエーションを想像し、イメージトレーニングのような感覚で何度も伝え方の検証、設計をします。要するに、デザイナーは情報伝達のプロです。このような情報伝達の考え方は、どんな職種でも、日々のコミュニケーションで活かせると思います。

今回のシチュエーション、逆に先輩はPCが使える状態でいて、送るファイルは5つほどのPDFもあるとしますと、zipでまとめて送った方が良いです。なぜなら、全部分けて連投で送ると確認漏れが発生しやすいです。どうしても分けて送る場合は、「ファイル5つ送りましたのでご確認お願いします!」の一言を入れれば問題ないでしょう。

こうして、相手の目線から具体的な場面を想像しながら、伝え方に一工夫をすると、仕事がスムーズになるし、ミスやトラブルもある程度防げますね。

これは基本のデザイン(情報伝達)の考え方です。ぜひいろんな場面で応用してみてください。

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