
SEOについて、ざっくりこの記事で基礎知識、考え方をまとめていきます。SEOとは何なんだろう、という方でもわかりやすく理解できるように、簡単に説明していきます。
SEOとは
そもそもSEOとは何でしょう。日本語にすると検索エンジン最適化です。
検索エンジン最適化(けんさくエンジンさいてきか、英: Search Engine Optimization, SEO、サーチ・エンジン・オプティマイゼーション)とは、検索エンジンのオーガニックな検索結果において特定のウェブサイトが上位に表示されるようウェブサイトの構成などを調整すること[1]。また、その手法の総称[2]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/検索エンジン最適化
wikipediaではそう書いてありますが、もっと簡単にいうと、GoogleやYahooなどの検索エンジンで検索するとき、あなたのウェブサイトが上位に表示されるような対策です。(世の中たくさんの検索エンジンがありますが、本記事はメジャーのGoogleに対してSEO対策を説明します)
SEOという言葉
そもそも「SEO」という言葉は、どういう風に使われているの?という疑問もあるかもしれませんが、例であげると、「私のウェブサイトのSEOが弱いのでSEO対策をしましょう。」「SEO対策でうちのウェブサイトはこれをやるべき」とか、ウェブサイトが検索エンジンで上位に出る対策、と考えてもいいかもしれません。
SEOの考え方
なぜSEO対策が必要?
インターネットの世界では数え切れない膨大な数のサイトが存在しています。そんな数の中に、ユーザーがあなたのウェブサイトに辿り着ける方法は二つしかありません。一つは直接あなたのウェブサイトのリンクにアクセスすることです。二つは検索エンジンで検索し、結果の中に出てきたあなたのサイトをクリックすることです。
一つ目の方法は広告やSNSの露出などの対策になりますのでこの記事では割愛します。二つ目はいわゆるのSEO対策です。例えばブログを運営しているブロガーがいるとします。ブログを経由して稼ぐため、広告貼ったり商材を販売したりする必要があります。それを達成するために、サイト全体のアクセス数を増やす必要があります。アクセス数を増やすために、継続的なSEO対策が必要です。
SEOの評価とその基準
そもそも、SEO対策は具体的にどのようなことをすればいいのかについて説明します。まずはGoogleの運営モデルについてざっくり説明します。
Google検索について
検索エンジンのGoogleは、たくさんの人にGoogleで検索してもらうため、どうすればいいでしょう。例えばキーワード「自由が丘 カフェ」で検索する人がいるとします。この人は自由が丘にあるカフェを調べたいというのは理解できますね。ですが、もし検索結果で全然予想通りではないサイトが出てきたら(全く関係のないサイトや中身がしょぼいサイトなど)、Google検索に対して自信も失い、2度と使わなくなりますね。この状態を防ぐため、いかにサイトを正確に評価して、「ユーザーの求めている最適な答え(サイト)を上位に出す」のは、検索エンジンの仕事です。
Googleクローラーについて
Googleクローラーというロボットが、このようなサイトを評価する仕事をやっています。クローラーが定期的にインターネット上にあるサイトを巡回し、それぞれに「いいサイト」「悪いサイト」とか順位を付けます。Googleはユーザーに悪い体験をさせたくないので、悪いサイトはたとえどれくらい検索キーワードとマッチしてもなかなか上位に表示されません。
評価されるサイトと評価されないサイト
ではそもそも「いいサイト」、「悪いサイト」とはどのようなものでしょう。
ものすごくわかりやすい説明にすると、モラル的に「いい」「悪い」と一緒です。地道に記事を書いて、オリジナルで優秀な内容であれば評価されます。それに対して、他人の記事をパクったり、大量なキーワード無意味でぶち込んだり、タイトルと全然違う内容だったり、というサイトは絶対評価されません。
もちろんそれ以外はまだまだ評価する基準がたくさんありますが、大方向としてこのような感じで覚えておくとよいでしょう。
SEO対策は何をやればいい
色々前提知識を説明しましたが、結局何をすればいいのかまだふわっとしていると思うので、ざっくりやることと基本の考え方をまとめます。
クローラー意識
前の段落でGoogleクローラーというロボットについて説明しました。そもそものことで、サイトを評価してくれるのは人間ではなく、ロボットなので、これを意識しないといけません。
いかにサイトの内容をわかりやすくロボットに伝えるのか大事です。要するに、Webページのコードをわかりやすく書くのは大事とのことです。
ややプログラミングの話になってしまいますが、わかりやすい例でいうと、テキストを画像一枚で入れているサイトたまにありますね。人間では画像内の文字は普通に読めますが、ロボットだとうまく読めません。できる限り単純なテキストの場合、画像ではなくテキストで配置することでSEOに好影響が出たりします。
HTMLのタグ
Webページの構築でHTMLというプログラム言語を使います。HTMLの中にいくつかの「タグ」が存在していますが、クローラーにサイトの内容をわかりやすく伝えるため、一部の「タグ」に力を入れてしっかり作成する必要があります。
- titleタグ=ページのタイトル
- metaタグ=ページの概要
- h1タグ=当ページ最上位の見出し
- h2~h6タグ=h1以下のそれぞれの見出し
タイトル・概要・見出し、最低限これらのタグのキーワード設計を押さえておけば、ページ全体の構造・内容がわかるので、いい影響を期待できます。
サイト構造
クローラー意識と同じ考えで、サイト内の各ページをカテゴライズし階層良く整理することで、しっかりシステム側で認識されます。
わかりやすい例でいうと、食べログみたいな感じで地域別・ジャンル別でカテゴライズし、その下に各店舗の詳細ページがあるといった構造整理が、クローラーにもユーザーにもわかりやすく見れるのでとても重要です。
まとめ
SEOの基礎と考え方について初歩的なことをまとめましたがいかがでしょうか?初心者目線なので色々具体的なやり方・技術的な話を割愛させていただきましたが、SEOの概念の部分を本記事を通して理解していただけると嬉しいです。具体的なやり方・設定・戦略など、また別の記事でまとめさせていただきます。