デザイン4大原則シリーズの4本目の記事です。
まとめはこちらです:
デザインの4大原則とは?
デザインの4大原則とは、一体なんのことでしょうか?
- 近接(Proximity)
- 整列(Alignment)
- 強弱(Contrast)
- 反復(Repetition)
この記事は特に「反復」の意味と具体的なやり方を紹介します。
デザインの4大原則:「反復」の意味と使い方
反復というのは、一回作ったデザインパーツを繰り返して使うことです。
上記の例でいうと、一回このデザイン処理をみて(タイトルの帯)脳が自動的に「これはタイトルですよ」と認識してくれます。次また同じ処理(帯)を見かけると、「あ、これはまたタイトルだねー」と自然に受け入れられます。
脳はビジュアル的に複雑なことを学習してくれます。同じパーツを使うことによって同じことの学習が反射になり、スムーズに情報を吸収していきます。
また、同じデザインパーツ(フォント、カラー、線の太さ、イラストのテイスト、角の丸い具合など)を繰り返して使うことによって、デザインのトーン&マナーが統一されて世界観も作り上げられていきます。ブランディングとしてとても大事な部分になります。
デザインの4大原則:「反復」の応用
パーツ丸ごと使い回すと、情報の位置も覚えてしまいます。例えば上記の例、同じデザインで統一すると、「お値段見てみたいなー」という時は自然に左下を見ます。
デザインが揃えているから「●●」の情報を見たいなら目線が自然にその場所にいきます。
書籍・雑誌もよくあると思いますが、「ページ」の場所、「章のタイトル」の場所、本を読んでいく中に自然に覚えてしまうはずです。これは反復の力で脳に影響を与えています。
反復以外の記事はこちらで紹介しています。